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総合版

天然乾燥材

Natural Wood

Quality

構造材は、
住まいの
性格を決める。

SOLESTでは、
構造材を単なる部材ではなく、
住まいの根幹として捉えています。

住まいの強さや美しさは、完成後に見える部分だけで決まるものではありません。どんな木を使い、どのような状態で組み上げるか。その選択が、構造の安定性、時間による変化、そして住まい全体の品格を左右します。

天然乾燥材
という選択。

SOLESTが構造材に用いるのは、
天然乾燥材(AD材)です。

時間をかけ、自然環境の中でゆっくりと水分を抜いた木材。効率を優先して短期間で仕上げ方法ではなく、木が本来持つ性質を無理に変えない乾燥方法です。それは、手間がかかり、管理も難しい選択です。それでもなお、この方法を選んでいます。

木の内部応力を、
できるだけ残さない。

木は、もともと生きていた素材です。
伐採後も、内部には力が残っています。
急激に乾燥させると、その力は行き場を失い、
反りや割れ、ねじれとして現れます。

天然乾燥材は、時間をかけることで
内部応力をゆっくりと解放する。
木が無理をしていない状態で
構造に組み込むことができます。

構造の安定性は、
時間の中で試される。

構造材の良し悪しは、完成時には分かりにくいものです。
季節を越え、年数を重ねる中で、少しずつ差が現れてきます。
仕上げ材への影響、建物全体の歪み、微細なきしみやズレ。

SOLESTが重視しているのは、
完成直後の状態ではなく、時間に耐えうる構造であること。
天然乾燥材は、そのための前提条件のひとつです。

接合部まで含めて、
構造である。

どれだけ良い構造材を使っても、
それをどうつなぐかで、構造の質は大きく変わります。

SOLESTでは、天然乾燥材の性質を前提に、
特殊コーティングを施した金物を使用しています。
木は、完成後もわずかに動き続けます。
その動きに追従できない接合は、
長期的なズレや劣化の原因になります。

構造材と同じ時間を、
生きるために。

構造内部は、完成後、
人の目に触れることはありません。
しかし、湿度変化や時間の経過という
過酷な環境に、長くさらされ続けます。

そのためSOLESTでは、
構造内部という条件下でも長期にわたって
性能を保つことを前提にした
専用金物(デュラルコートHG)を採用しています。
構造材と接合部を、同じ時間軸で考えているかどうか。
それが、この選択の本質です。

素材と性能は切り離されない、
一体のものとして設計しています。

天然乾燥材は、感覚的な「自然素材の良さ」だけで選ばれているわけではありません。断熱・気密・耐震。これらの性能は、構造が安定していてこそ長く保たれます。構造が安定しているから、性能がブレない。性能が安定しているから、暮らしも安定します。

効率より、
必然性を選ぶ。

天然乾燥材は、
大量生産には向きません。
時間も、手間も、
管理も必要です。
それでもこの方法を選ぶのは、
構造に、近道はない
と考えているからです。

見えない部分に、
思想は現れる。

完成した住まいを
見ただけでは、
天然乾燥材が
使われているかどうかは
分かりません。

けれど、その住まいの
静けさや安定感は、
確実に構造から
生まれています。

性能は
デザインを支える土台

Quality

構造は、デザインの裏側にあるものではありません。構造が安定しているからこそ、建築家は無理のない空間を描くことができる。天然乾燥材と、それにふさわしい接合。それは、建築家の思考を支える、静かな基盤です。